女将が育む、ありそうでなかった未来のつながり「高円寺アパートメント」 | 大家の学校

女将が育む、ありそうでなかった未来のつながり「高円寺アパートメント」

中央線の高円寺駅と阿佐ヶ谷駅のちょうど中間にある高円寺アパートメント。
1階には住みながら店舗を運営できる4戸の店舗兼用住宅と、焙煎コーヒー店とクラフトビール店の計6店舗が軒を連ねます。その前にある芝生広場では住人たちが地域住人と日常の交流を深めています。そこに、女将と呼ばれるコミュニティマネージャーも住みながら暮らしの場を育んでいます。

 

高円寺アパートメントでは、女将から広がる住人同士のつながりや一階店舗へ訪れるお客さん、緑豊かな雰囲気に集う地域の人たちによる、心地よい日常の風景が生まれています。目の前の芝生広場では、住人の子どもが遊んだり、近所の親子や小学生が集い、賃貸住宅の敷地内にもかかわらず、プライベートとパブリックの境があいまいな空間が生まれています。

 

住人が自分たちの暮らしをより楽しくしようと主体的に様々なイベントを企画。半年に一回開催されるマルシェは、出店者を呼んだり、事前の準備も住人が行い、当日は敷地内の一部で住人によるフリーマケットも行います。賃貸住宅をまちに開き、住人だけでなく、地域の人たちや遠方からわざわざ訪れる人など、600人以上が集まりました。

 

マルシェ以外にも、定期的に住人が集まるご飯会や地域の人たちがふらっと訪れられるイベントも。お花見や流しそうめんなどは住人が企画・準備を行います。時にはフライヤーも住人がデザインして近所にお知らせします。
また、イベントのようなハレの日はもちろん充実していますが、些細な日常のケの日を充実させる朝活を不定期で開催。無理なく、やりたいときに、参加したい人が参加します。
そうした日常的なつながりが育ってくると、新しい住人が加わったら歓迎会をして、引っ越す住人がいたら新たな旅立ちをお見送りすることも。同じ場所に住んでいなくても、ここで生まれた関係性は切れないので、「さようなら」ではなく「いってらっしゃい」と送り出します。

 

【物件の概要】
所在地:杉並区高円寺北(高円寺駅から徒歩8分、阿佐ヶ谷駅から徒歩9分)
建物:RC造5階建、2棟全50戸(店舗兼住宅4戸、飲食店舗2戸、住居44戸)
空室:なし
大家:株式会社ジェイアール東日本都市開発
サイト等:https://www.facebook.com/koenjiapartment

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