岡崎をこよなく愛す二代目大家の自己紹介 | 大家の学校

岡崎をこよなく愛す二代目大家の自己紹介

愛知県岡崎市生まれ育ち働き、生粋の岡崎市民。

 

父が創業した不動産賃貸業の2代目大家になるために日々奮闘中の山本倫子(やまもと・みちこ)と申します。今回は物件の紹介ではなく、家業以外で細々とまちで活動している内容を通して、まずは大家の「ヒト」紹介からスタートします。

 

となりまちの工務店で会社員勤務の後、今から約2年半前に家業へ入ることに。
運命的に受講することになったリノベーションスクール@岡崎でリノベーションまちづくりという考えに衝撃を受け、岡崎のまちづくりに携わるようになります。

しばらくの間、‘携わる’‘関わる’ことしかできない自分が不甲斐なく、家業でも自分のやりたいことがすぐにやれない歯がゆさを感じていました。そんなとき、大家の学校校長・青木純さんが”ハンターつかい”でもあったトレジャーハンティング@岡崎の公開報告会を聴講することに。

 

「ひとそれぞれ等身大のまちとの関わり方がある」
「まちに対する愛情は抽象的ではなく具体的なもの。それが見つけられると本当のまちへの愛着が出てくるのではないか。」

 

ここで耳にした言葉に後押しされ、より具体的な岡崎への愛を再確認するためにInstagramの開設することになりました。

 

Instagramのアカウント「michinomachi」では、岡崎のあまり知られていないお店やスポット、日々の何気ない景色や公共建築現場の様子を自分ならではの視点で投稿。
不思議と“なんとなく”だった岡崎への愛情が、まちの人の顔が見える愛へと変化していきました。

 

その後、「ミチノマチツアー」と名付けたまち歩きを何度か開催し、「筆者=岡崎の魅力を発信している人」という印象が根付きはじめます。

 

「きっとみっちゃん(=筆者)に岡崎を紹介された人は、岡崎に住んでみたくなると思う!不動産屋さんとして最高のお仕事をしてるな〜と思った!」

 

まち歩きに参加した友人からはこんな嬉しい言葉もありました。

 

 

そんな小さな日々の積み重ねから約1年後、友人とまち歩きをしていたエリアのマップを制作することに。

企画から取材、撮影、デザイン、すべて自主制作で自費出版。
約半年の制作期間を経て、ようやく岡崎のまち歩きマップ「未知とアンテナ」が完成します。

 

「未知とアンテナ」マップ面。歩きながら見やすいよう折り方にも工夫が。なんと上下の折り目は全て手折り。多くの方々のお力を借りて手折り作業を行うことに。


(マップ面。歩きながらでも見やすいように折り方にも工夫が。なんと上下の折り目はすべて手折り。多くの方々の力をお借りして手折り作業をすることに。)

(推奨コース+店主さん取材記事。店主さんの記事は反響が大きく、このマップをきっかけにお店に足を運ぶ人も少ないんだとか。)

 

(発行記念トークイベントを開催。マップエリアの商店主やお子様連れのお母さん、地域のフリーぺーパー編集者など、予定より多くの方々に参加いただき大盛況。マップができるまでの話や制作秘話、資金繰りなどのアドバイスもいただくことに。)

(発行記念まち歩き。初めましての方や、昔からまちのことを知っている人も新たな発見があった!とのこと。参加者同士の新たな交流にも。)

 

この制作が新たな出会いと多くのきっかけに、いま、繋がっています。
未経験のことでも小さなことでも形にすることの大切さは、どんなジャンルでも同じ。
そして、まずは自分の住むまち、不動産のあるまちを愛すること。そこからすべて始まり、繋がっていくような気がしています。

 

二代目大家の挑戦はまだまだこれから。

 

【次回まち歩き予定】
2018年11月17日(土)10:00~ ミチノマチツアー (終了)

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