2021.09.01

遠くに行けないなら、近くの楽しみを増やせばいい。シェアハウス「ニジノワムラ」の日常

 

誰かと食事をしたり、ものづくりをしたり、映画を見たり。
そんな楽しみが家の中や日常にもっと生まれていったら、暮らし自体がだんだんと楽しくなっていくと思います。

 

ニジノワムラは、まめくらしが1年半ほど前に、元オーナーさんから受け継いだ浅草のシェアハウス。10年間続いてきたシェアハウスの空間と名前をそのままに、新しい住人さんたちの暮らしの場として育てています。
私たちが受け継いだ直後に新型コロナウイルス感染症が流行り出し、隅田川の花火大会は2年連続中止。これまで当たり前だった、人と会ったり、どこかへ出かけたりすることがしづらい日々が続いています。

そんな日々の中でも、自分たちの日常を自分たちで楽しくする日常がニジノワムラで育まれています。
その日常を少しご紹介していきます。

 

ニジノワムラは、シェアハウスらしいリビング・キッチンが共用のつくり。住人さんたちは一人で料理や食事をするだけでなく、タイミングが合えば一緒に食事をしたり、お互いのお誕生日をお祝いし合ったりしています。

手巻き寿司やたこ焼き、夏には中央のデッキでバーベキュー、食事が落ち着いたらカードゲームをする夜も。一緒にシェアして暮らしている人たちだから、気兼ねなく食事を楽しめる環境が生まれています。

 

ある時は、住人さんが友達を呼んで陶芸をお家でやったことも。他の住人さんたちもそこに加わって、一緒に好きな形をつくっていきます。やってみたいことを遠出してできないなら、家でやればいい!そんなシンプルなことに気付かされたニジノワムラでの一コマでした。

 

今年の夏には夜空の元、中央のデッキにスクリーンを出して映画を見た住人さんたち。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作を3夜連続で上映。とっても夏休みらしい、微笑ましい様子でした。参加者は毎回全員ではなく、そのタイミングで参加できる住人さんたちがゆるゆると集まっています。

 

いろいろな楽しみが日常の中に生まれているニジノワムラ。
一人で楽しむこともできるけど、誰かと共有することでお互いの楽しみがちょっと増える。そんな感覚があるのかもしれません。もちろん常に一緒、常に何かをしているというわけではなく、それぞれの生活リズムや仕事、趣味の時間も大切に、一人でいたい時は自分の部屋で過ごして、誰かとちょっと話したい時はリビングで過ごして、ほどよい距離感で暮らしています。

 

 

ニジノワムラでは、20代半ばから40代の女性が5人暮らしていましたが、1人の住人さんが卒業したので、新たにこの場所での暮らしを楽しんでくれる方を募集しています。
ニジノワムラの日常を知って、こんな暮らしをしてみたいと思ってくれた方は、ぜひ一度お問い合せください。

 

今回募集するお部屋

201号室(11月頭頃から入居可能)
7.8 ㎡(4.8 畳)
家 賃:¥59,000
共益費:¥10,000
敷 金:¥50,000
礼 金:¥0
別途、火災保険料がかかります。

タイルが可愛らしい洗面台があるお部屋。淡いモスグリーンの天井が特徴的。
扉の曇ガラスや取手がレトロな風合いです。

 

205号室(入居可能)
10.3 ㎡(6.4 畳)
家 賃:¥61,000
共益費:¥10,000
敷 金:¥50,000
礼 金:¥0
別途、火災保険料がかかります。

大きな窓のあるお部屋。窓際に植物やお気に入りの小物を置くのもおすすめです。
ブルーの天井が特徴的で、扉を開けた正面の壁は前の住人さんが淡いパープルに塗装しています。

ニジノワムラの詳細は、こちらをご覧ください。

 

築50年を越える木造の建物なので、新しい家のように便利さはあまりないかもしれませんが、古さや不便さも合わせて自分なりの楽しみを見出していただけたら嬉しいです。