卒業生の声
松下昊太郎|未来の選択肢を拡げる建築学生(広島県東広島市)
外側を描ける人はたくさんいるからこそ、内側のつくり方ををみておいた方が良い!と卒業生の父に勧められ、建築を学ぶ今、19歳で受講を決意。将来の進路を考えるなかで、いろんな業界の大人に出会え視野が広がったことはもちろん、フラットな立場で対話ができたことも刺激に。
嶋田陽子|大家の学校を機に大家業をスタート(埼玉県川越市)
どう生きたいかを見つめるなかで、想像を超える講師の言葉の数々に今後の選択肢の幅が大きく広がった。職能としてその答えが必要なくても、みんなが暮らしの当事者。自分の暮らしをどうしたいかを追求した結果、家族の枠を少し拡げて暮らす家『icca』の大家になった。
深野弘之|都市の中で境界をほどく「ニシイケバレイ」大家(東京都豊島区)
江戸時代から続く大家家系で当時はまだ父の代。いずれ自分が17代目の当主になるときに、どういう方向性に物件の可能性を打ち出していくか暗中模索の時期だった。「大家はまちの採用担当者」という校長の言葉に衝撃を受け、大家の選択・意識がまちの風景を左右することを実感している。
河邉政明・典子夫妻|人の輪を紡ぎつづける不動産屋(埼玉県戸田市)
不動産会社を経営しているが、大家が抱える悩みや孤独に耳を傾けることができるようになったのは大きかった。横の繋がりがありそうでない不動産業界では相談できる場所があまりない中で、多くの講師や受講生とつながり、学びを超えて関係が続いていく出会いに何よりも価値を感じる。
石井光|100年先につなぐ風景を育む「ちっちゃい辻堂」大家(神奈川県藤沢市)
大家の学校で得られたことは「希望と仲間」。未来が予測できない世の中で、今までの正解ではなく、それぞれの答えを一緒に模索できる環境がここにはある。1期・2期を受講して自分らしくあっていいと背中を押してもらったので、12期では講師として大家の学校に恩返しができた。
河合ほのか|ローカルコミュニティを育てる20代の担い手
不動産や建築畑でなくても、学べると聞いて受講。人と人、人と場所が心地よく在るための場づくりを学べた。オンラインでつながれる社会だが、東京まで通う選択肢を20代でできたことは実になり、東京に仲間ができたこと、私を通して岐阜に興味を持ってもらえたことが嬉しかった。